なぜ鎌倉に注文住宅を購入することに決めたのですか?
ご主人: 最初は中古物件を探していたのですが、実は鎌倉では中古物件の方が高かったんです。バブル時代に建てたような凝った作りの物件がいくつかあったんですが、そういう物件はやはりお値段も高くて。なかなか条件にマッチするものがなかったんです。だったら新築を買う方が安いかな?と思って新築建売物件も探し始めたのですが、やはり間取りや設備などがしっくりこなかったんですよね。
奥様: そんなときに、「注文住宅でも、そんなに値段が変わらない」ということに気がついて、土地を探し始めました。大船近辺で探せばもっと条件の良い土地を探せたかもしれないんですが、あえて鎌倉という土地にこだわりました。
ご主人: 妻がこの土地を見つけてくれたんですが、すっかり二人とも気に入って。自分たちの希望の間取りが実現できるかをすぐにチェックして、購入を決断したんです。
鎌倉という土地の魅力を堪能するために、工夫したところはありますか?
ご主人: やはり鎌倉の魅力といったら、美しい景色ですよね。我が家は特に、リビングから見える景色が最高なんです!この景色を堪能するために、全開口の窓を付けてもらいました。また、リビングから続く部屋を、あえて段差を設けて空間に変化がつくように設計しています。
奥様: お風呂の設計も、できるだけ外の景色が見えるように工夫しているんです。おかげで、お風呂の時間がとても幸せ。一階にある主人の仕事場も、仕事の合間に息抜きができるように、外の景色がたくさん見える設計にしました。
ご主人: IT関連の仕事をしているので、ずっとパソコンとにらめっこになってしまうんです。そんなときに、外の景色を見て息抜きができると仕事効率も上がりますよね。 あとは、高台に建っているということもあって「風の流れ」も意識して設計しました。設備や間取りを工夫して「風が通り抜けやすい」家にしようと思って。今日もすごく暑いですけど、風が吹きぬけるているので涼しいですよね?今日はエアコンを入れていないんですよ。体にもやさしいし、節電にもなりますよね。
快適な暮らしを実現するために、特にこだわったところは?
奥様: キッチンにあるテーブルは、リビングを少しでも広く利用できるように、オーダーメイドで作りました。使わないときはキッチンの壁に収納することができるので、そのぶんリビングを広く使えるんですよ。
ご主人: 二つのテーブルが別々に収納できるようになっていて、普段の家族だけの食事のときには一つだけ使用しています。テーブルを二つ出せば最大6~7名くらいは座れるのでお客様を招いたときなど、とっても便利です。
取材を終えて
至るところにご夫婦のセンスが光る、素敵なお住まいでした。 理想的な住宅を手に入れて、大変満足そうなHさんご夫婦。 今度は室内のインテリアにもこだわって、より一層快適な住まいを実現させたいという意気込みにあふれていらっしゃいました。